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2022/03/27

読売新聞 日曜版にドーンと

「ドメテイア」イラストは赤い



イラストレーションは名画になったぁ
生賴範義(おおらい・のりよし)氏の作品が登場。
名画を通して地域や時代を紐解く読売新聞日曜版「ニッポン絵ものがたり」
今朝は生賴氏!SF絵画として紹介しています
 
〈赤いシリーズ〉
このシリーズは随分前からデジタル化して収集していたけど
まさか知っている方々が出てくるとは...ちょっと感動


2018/02/05

赤いドットを配するイラストレーション



生賴範義展の図録制作、全力でお手伝いをさせて頂きました。
 
・鑑賞の邪魔にならない本の開き
机に平置きで作品が見渡せる「糸かがり綴じ」製本方法で出来ています。両手で押さえたりせずに、見開きができます。
 
・年代に合わせたレイアウト
生賴氏が熱く活躍した頃の1980年代の図録レイアウト方法で組みました。印刷業界がデジタル化される前のクラシカルなデザイン技法です。文字は黒が中心。ボカシや発光などパソコン由来の技法を避けました。普段は左右にあるページ番号、ノンブルは中央に集めて紙面を広く見せます。これらは全て主役のイラストレーションに目を行かせるための工夫です。
 
・大きな作品は大きく
会場を圧倒した大きな『我々の所産』『サンサーラ』は折り込みページに大きく配し氏の筆使いが見えるようにしました。幅4.5メートルを越える巨大な『破壊される人間』は本文には収まらず本のどこかに隠しました、是非見つけてください。
 
・原画に忠実を目指した色彩
イラストレーションを再現するのは最新のデジタル技術、高解像の画像を高密度の印刷技術で生賴氏の繊細な線を再現しました。氏の使用した画材リキテックスに非常に詳しい、みやざきアートセンター長と印刷所が幾度も確認して色調を限りなく原画に近づけました。
  
決して奇をてらうデザインでは無く、氏に敬意を込めてイラストレーションを見せることを大切にしました。展覧会でご覧になった時の熱い感覚をどうぞこの図録で再び味わって頂けると幸いです。
 
また、生賴チームの皆さま大変お世話になりました
 
〈赤いシリーズ866〉
生賴範義 過去のスレッドはこちら


2018/01/22

『獣たちの熱い眠り』



濃厚なカラーの作品に目を奪われるが
 
白地を生かしたキレイなイラストレーションも多数
  
ビシッと決まった構図も魅力
 
〈赤いシリーズ855〉
東京上野 生賴範義展
過去の生賴範義スレッドはこちら


目が合った



生賴範義が描いた平井和正「幻魔大戦」ベガ を立体化した
 
微かに発光している目
 
生気がある

〈赤いシリーズ854〉
東京上野 生賴範義展


東京の生賴



初めての東京開催
 
膨大な作品群の生賴タワー
  
〈赤いシリーズ853〉
東京上野 生賴範義展 


2017/08/15

いよいよ1月から始まります




 
今回の出張の目的は
 
マスコミ向け「生頼範義展」の予告イベント
 
立ち見まで出てこちらも大盛況
 
右の大きい方は シン・ゴジラの樋口真嗣監督
 
背景は生頼氏が60年代に描いた
 
「家庭の医学」人体内部のイラストレーション
 
〈赤いシリーズ805〉
内田洋行本社 日本橋近郊


2017/01/15

油彩三段組壁面



たくさんの観客 ひと作品に集中するわけではなく、浮游するように観進んでいたのが今回の特徴でしょうか?
 
本日はいよいよ最終日 私も浮游するひとり
 
〈赤いシリーズ709〉
生賴範義展Ⅲ

 



2016/12/02

ゴジラもスター・ウォーズもありませんが 



ただ一生懸命、絵を描いて生きていた生頼範義氏の作品群
 
その凄さを是非見て欲しい。
 
ヒトはここまで絵を描ける。 
 
〈赤いシリーズ684〉
「生頼範義展 Ⅲ」みやざきアートセンター
どうしても気になった作品、名も制作年も不明。


2016/11/29

氏の仕事を包むケースデザインはどれだろう?




大量に作ったデザインサンプルの一部
 
左から絢爛な金、すっきり銀、生頼グリーンをイメージした緑銀 等々。
手触りの違った紙でも作ってみた。
 
決まったのは、本棚に並んでいる時には黒の塊をイメージ、氏の作品の重厚感を。
取り出してサイドを眺めると作品の量を感じさせる、様々な作品を配したデザインに決定。
 
その後、製函所で1mm刻みでサンプルを作って貰い、重い図録がちゃんと止まる、すっと出る 最適な寸法を検討しました。
 
サイドの作品も原画に忠実に印刷、細部まで丁寧につくって頂きました。
 
1962年から2015年まで、作品の一部とは言え1000点オーバーの作品群を掲載した図録ケースはこうして作られました。
 
〈赤いシリーズ683〉
 

ハードケース 


生頼氏の仕事を収納するケース制作もお手伝いしました。
 
図録3冊で合計700頁近い重量を収納するだけあって相当丈夫につくりました。
 
サイドデザインは中身のボリュームを予感させたり、小さなWEB画面でも映えるように賑やかに。
A面は図録Ⅱに収録された作品を、B面は今回の図録Ⅲと拾遺集の作品から厳選。
背表紙はクラシックな豪華さを演出する渋い金箔を配しました。
 
〈赤いシリーズ682〉
ケース単品でも販売しているらしいです
詳しくは売り場でご確認ください


詳しくは http://ohrai.net



2016/11/25

今回は二冊発表


1985〜2015を中心にした展覧会なんですが、それ以外だったり、新たに出てきたイラストレーションを集めた「拾遺集(しゅう・い・しゅう)」です。
 
重量感あるⅠ、Ⅱ、Ⅲシリーズとは違った内容ですので、白地を生かしたデザインにして雰囲気を変えました。
 
製本は糸かがりではありませんが、原画が見やすいようにレイアウト。
 
線画の作品も充実、ペン運びがちゃんと確認できるように、緻密な印刷です。
 
掲載作品は200点。プラス、習作も見返しに配した力作揃いの図録です。
 
さて、撮影のお話。
原画撮影・調整・印刷の工程はフィルムの頃から実践しています。2012年に国立印刷局理事長賞というとても大きな賞を冠した巨匠瑛九の原画撮影に参加出来たことが大きな転機になりました。以降大きな美術展の原画撮影を経てもの凄い量のノウハウを得ました。しかし生賴氏のイラストレーションの色彩の再現はデジタル技術ももっても大変難しく、シリーズ全て製版の専門家に協力を仰いでいます。今回はカメラも切り換えてもっとディテールが再現出来るようにしました。
手にしたときの「これ原画と色違うね」は極めて少なくしました。
 
一点一点が凄いイラストレーションですから、作品鑑賞を妨げないようにしています。
 
この「生賴範義 拾遺集」も会場のみで販売。Amazon販売は在庫がある場合のみになりそうです。
 
図録とイベントの詳細は
 
〈赤いシリーズ779〉


印刷見本キタ〜〜〜〜



赤い惑星が印象的な、生頼範義展の図録の制作をお手伝いさせていただきました。
  
今回は仕様のお話です。
 
生頼範義展アートセンター刊の生頼図録は全て印刷レベルを上げています。
 
本を机に置いても、平たいまま見渡せる大好評の「糸かがり製本」は、仕上げ精度を上げて更にスムーズに開くようになりした。仕上げ工程を機械加工から一部の工程を匠による手作業に切り換えたバージョンⅡです。
 
原画の色は今回もセンター長のシビアな監修のもと、製版の専門家が直接原画と照合調整。原画と図録の色ズレを限界まで縮めました。展覧会の感動をご自宅で再体験できるように心掛けました。
 
レイアウトはクラシックなグリッドシステム、これは大量の文字を掲載する聖書や大量の画像を載せる百科事典のレイアウトを参考にした方法で。奇をてらった画像配置では無く、大切なイラストレーションを淡々と見せるようにしました。
 
担当H氏と丁寧に積み重ねた頁数は276頁、掲載イラストレーションは怒濤の406点。見返しには新たにアトリエで発見した素描をこの図録にだけ掲載しました。
 
展覧会にも勝るボリューム「生賴範義Ⅲ THE LAST ODYSSEY」は展覧会会場のみで販売。会期中の通販はないようです。展覧会終了後在庫がある場合のみAmazonで販売するとのことでした。
 
図録とイベントの詳細は
http://ohrai.net


〈赤いシリーズ778〉
〝賴〟は文字化け予防で〝頼〟にしました

2016/05/08

生まれは明石市




生賴範義氏の展覧会
 
会場が変わると絵の雰囲気も少し変わります

〈赤いシリーズ 607〉
兵庫県 明石市立文化博物館
COOLPIX 310


当ブログ内の生頼範義の頁は
http://adlooksxmiyazakixjapan.blogspot.jp/search/label/生頼範義


2015/10/27

Miyazaki N.olai 2/6 ’82




 
1982年 画集に興奮して勢いアトリエへお邪魔した。

無謀な高校生を暖かく出迎えていただいたご夫妻
 
寒い風の強かった天候に、温まる思いでした。
 
そこで目にした原画の「大胆な構図」「繊細なタッチ」は 
 
ずっと私のデザイン表現の「芯」になっています。
 
サインはその時のもの
 



2015年10月27日
 
生賴範義氏が永眠されました
 
ご冥福をお祈りします。

〈赤いシリーズ 517〉


当ブログ内の氏のお話は、●生頼範義 




2015/08/23

押すな押すなの回廊





残暑より熱いオーライファン
 
なにやら熱気が凄い
 
〈赤いシリーズ 478〉
生賴範義展 Ⅱ 記憶の回廊
8/30日まで



2015/07/12

生賴範義展 Ⅱ スタート

Exhibition 




遠くから眺めて、構図に驚き、
 
近くに寄ると、正確な筆運びにため息がでる
 
鍛錬の末に行き着いた
 
迷いが無いとはこのことだろう。
 
Ⅱ は1960年代〜1984の作品が中心
 
これはご子息によるギャラリートークでした
 
〈赤いシリーズ 460〉 宮崎市


2015/06/23

生頼ファン必見


 
展覧会を目前に、

『生賴範義展 Ⅱ 』の予約が始まったようです
 
詳しくは、みやざきアートセンターへ http://ohrai.net
 
〈赤いシリーズ 253〉 宮崎市


2015/05/13

今年の夏は熱いぞ!

Noriyoshi Ohrai Exhibition


生頼範義展Ⅱのポスター完成
 
左から『宮本武蔵』1970年、『SFアドベンチャー』ドミティア1984年、『マッドマックス2』1982年のイラストレーション。
 
 
『宮本武蔵』”佐々木小次郎”のイラストレーションは、若く鋭い武闘家の眼光、紐で編んだ刀のツカの様子、使い込んだ質感の服、吹きすさぶ決闘場の空気感をこのポスターから見て欲しい。描いて45年、セピア調になり始めた墨の変化が風格のある仕上がりになりました。
 
 
実在したローマ帝国の皇后「ドミティア」。大きな金のアクセサリーが帝国の繁栄を物語る。ポスターサイズにして気が付いたのは、背景に多くの兵や人民が描き混まれていた。繁栄の裏の混沌とした雰囲気を醸し出しているようです。
 
 
シリーズ2作目『マッドマックス2』。生賴氏特徴の、遠くのモノを大きく手前を小さく描く逆遠近法、重量感を出す三角構図が使われている。映画以上にドラマチックではないか! 新作『マッドマックス/怒りのデス・ロード』と比較するのも面白いだろう。
 
 
今回ポスターの品格を上げるために、とにかく文字組に気を遣ったデザイン。絵に溶け込むが情報を伝わるように、10種以上の文字組を試し、背景が白でも黒でもちゃんと収まるようにしました。ドラマチック感を演出するタイトルのグラデーションを加え、前回より完成度をアップしました。
 
 
7月の展覧会まではこのポスターをお楽しみください。
 
 
佐々木小次郎が大人気と思いきや、他も好評。閲覧者はどれが気に入っただろうか?
 
〈赤いシリーズ 432〉 生頼範義展Ⅱ 7/9〜
http://ohrai.net/




2014/03/23

展覧会 終了!


The final day of an Ohrai Noriyoshi's exhibition 

画家のオーライタローさん、イラストレーターの開田さん。

話に磨きが掛かった長岡氏による

生頼範義展クロージングトークショー


最後の瞬間まで鑑賞しました

大好きな「宮本武蔵」ともお別れ

みなさんお疲れ様でした

〈赤いシリーズ 258〉



2014/03/14

赤いリップが印象的

Noriyoshi Ohrai's Illustration.

浅香唯より 南野陽子より

断然カッコいい 麻美サキ

腰を低くした構えのポーズは

ただならぬ強さを感じる

生賴氏の手に掛かれば内容をも凌駕する表紙が誕生

〈赤いシリーズ 255〉
斉藤由貴のスケバンだけは良かったよね〜