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商業イラストレーションはいきなりバンって出来上がるのでは無く、クライアントやデレクターと何度もやりとりをする行程があります。しかしこれをやり過ぎた結果、作品は煮詰まり描き手の良さが消える事が多々ある。
生賴氏のイラストレーションは、フレッシュなまま完成品になっていく感じがします。自由自在の筆運び、大胆な構図はラフから完成まで受け継がれている。
そんな、氏の技術や仕事の流れがよく分かる展覧会。
関係者は本人不在のなか丁寧に調べたなぁ、感心感銘。展示も余白があってゆっくり味わえる貴重な体験でした。
〈赤いシリーズ〉
みやざきアートセンター15日(日)まで。
生賴範義(おおらい・のりよし)展
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