2016/11/29

氏の仕事を包むケースデザインはどれだろう?




大量に作ったデザインサンプルの一部
 
左から絢爛な金、すっきり銀、生頼グリーンをイメージした緑銀 等々。
手触りの違った紙でも作ってみた。
 
決まったのは、本棚に並んでいる時には黒の塊をイメージ、氏の作品の重厚感を。
取り出してサイドを眺めると作品の量を感じさせる、様々な作品を配したデザインに決定。
 
その後、製函所で1mm刻みでサンプルを作って貰い、重い図録がちゃんと止まる、すっと出る 最適な寸法を検討しました。
 
サイドの作品も原画に忠実に印刷、細部まで丁寧につくって頂きました。
 
1962年から2015年まで、作品の一部とは言え1000点オーバーの作品群を掲載した図録ケースはこうして作られました。
 
〈赤いシリーズ683〉
 

ハードケース 


生頼氏の仕事を収納するケース制作もお手伝いしました。
 
図録3冊で合計700頁近い重量を収納するだけあって相当丈夫につくりました。
 
サイドデザインは中身のボリュームを予感させたり、小さなWEB画面でも映えるように賑やかに。
A面は図録Ⅱに収録された作品を、B面は今回の図録Ⅲと拾遺集の作品から厳選。
背表紙はクラシックな豪華さを演出する渋い金箔を配しました。
 
〈赤いシリーズ682〉
ケース単品でも販売しているらしいです
詳しくは売り場でご確認ください


詳しくは http://ohrai.net



2016/11/27

原色だらけでチカチカする




 
その街の景気は、新聞の求人数を見ればわかるとか
 
台北の「求人広告」はヤバイ!
 
作業員や料理人募集から、お金を借りるヒト募集まで、
 
ありとあらゆる求人がビッシリ。
 
色と文字でクラクラ、まるで曼陀羅。
 
「婚友」は66歳未亡人が老いた男性の伴侶を探しているとか….
 
どれも簡単な内容と連絡先だけで、詳しい条件の記載は無い。
 
広告のキレの良さと、行ったらスグ決まりそうな勢いが凄い!
 
妻が買って来た「中國時報」に折り込まれていた。
 
台北は好景気なのかしらん。
 
世界の新聞を集めて、データ化しているけど各国面白いなぁ
 
〈赤いシリーズ681〉


2016/11/26

パインアポー ケーキ



 
妻がパイナップルケーキを山ほど買って来た。

そんげくえんが

〈赤いシリーズ780〉


2016/11/25

今回は二冊発表


1985〜2015を中心にした展覧会なんですが、それ以外だったり、新たに出てきたイラストレーションを集めた「拾遺集(しゅう・い・しゅう)」です。
 
重量感あるⅠ、Ⅱ、Ⅲシリーズとは違った内容ですので、白地を生かしたデザインにして雰囲気を変えました。
 
製本は糸かがりではありませんが、原画が見やすいようにレイアウト。
 
線画の作品も充実、ペン運びがちゃんと確認できるように、緻密な印刷です。
 
掲載作品は200点。プラス、習作も見返しに配した力作揃いの図録です。
 
さて、撮影のお話。
原画撮影・調整・印刷の工程はフィルムの頃から実践しています。2012年に国立印刷局理事長賞というとても大きな賞を冠した巨匠瑛九の原画撮影に参加出来たことが大きな転機になりました。以降大きな美術展の原画撮影を経てもの凄い量のノウハウを得ました。しかし生賴氏のイラストレーションの色彩の再現はデジタル技術ももっても大変難しく、シリーズ全て製版の専門家に協力を仰いでいます。今回はカメラも切り換えてもっとディテールが再現出来るようにしました。
手にしたときの「これ原画と色違うね」は極めて少なくしました。
 
一点一点が凄いイラストレーションですから、作品鑑賞を妨げないようにしています。
 
この「生賴範義 拾遺集」も会場のみで販売。Amazon販売は在庫がある場合のみになりそうです。
 
図録とイベントの詳細は
 
〈赤いシリーズ779〉


印刷見本キタ〜〜〜〜



赤い惑星が印象的な、生頼範義展の図録の制作をお手伝いさせていただきました。
  
今回は仕様のお話です。
 
生頼範義展アートセンター刊の生頼図録は全て印刷レベルを上げています。
 
本を机に置いても、平たいまま見渡せる大好評の「糸かがり製本」は、仕上げ精度を上げて更にスムーズに開くようになりした。仕上げ工程を機械加工から一部の工程を匠による手作業に切り換えたバージョンⅡです。
 
原画の色は今回もセンター長のシビアな監修のもと、製版の専門家が直接原画と照合調整。原画と図録の色ズレを限界まで縮めました。展覧会の感動をご自宅で再体験できるように心掛けました。
 
レイアウトはクラシックなグリッドシステム、これは大量の文字を掲載する聖書や大量の画像を載せる百科事典のレイアウトを参考にした方法で。奇をてらった画像配置では無く、大切なイラストレーションを淡々と見せるようにしました。
 
担当H氏と丁寧に積み重ねた頁数は276頁、掲載イラストレーションは怒濤の406点。見返しには新たにアトリエで発見した素描をこの図録にだけ掲載しました。
 
展覧会にも勝るボリューム「生賴範義Ⅲ THE LAST ODYSSEY」は展覧会会場のみで販売。会期中の通販はないようです。展覧会終了後在庫がある場合のみAmazonで販売するとのことでした。
 
図録とイベントの詳細は
http://ohrai.net


〈赤いシリーズ778〉
〝賴〟は文字化け予防で〝頼〟にしました

2016/11/17

シーガイア周辺の道は




市内で最も手入れの行き届いた道だと思う
 
〈赤いシリーズ767〉
43th ダンロップフェニックストーナメント


2016/11/16

旅する妻 




巨大なスーツケース
 
二つとも持っていくのか〜
 
〈赤いシリーズ766〉



2016/11/08

最近の若いもんは




レストランにて
「お願いします」と料理を出すな〜
頼まれる覚えはないぞ〜〜
 
和食屋にて
「すみません」と料理を出す女将
これは謝る料理なのか〜〜
 
「どうぞ」「お待たせしました」だろ〜〜
  
レジで
「2,300円になります」.....って
2,300円になってみろ〜〜
 
「お釣りのほうです」とか言うな〜〜
何か遠くを見たぞ〜〜
 
有名通信会社では
「アンケートは可能ですか?」.....丁寧にしたつもりだろうが
そこは「お願いします」だろ〜〜
 
おもいっきし指南しようとしたら
「あんた およしよ」と妻
 
みんな日本語がおかしいぞ〜
 
〈赤いシリーズ775〉


いい赤探し



パッケージの打合せ
 
全面赤でいくことになったが
 
いい赤がない
 
彩度が高くて
 
少し上品で
 
そんな赤が無い!
 
インキ見本にもない
 
どうしましょ
 
〈赤いシリーズ774〉


2016/11/05

しめやかに 



年齢分ロウソクを立てたら
 
ブォーーっと巨大な火柱になったことがあった。
 
今日は細いオサレなロウソクを五本だけ。
  
〈赤いシリーズ773〉
パテシエ en haut のクリームは、ご飯のように美味しいなぁ。
うまい例えが見つかりませんが



チョウジュウギガ キタ━━(゚∀゚).━━!!!


 
まさか水玉が添えられ
 
マグカップになろうとは 
 
千年前の作者は思うまい
 
〈赤いシリーズ772〉
ありがとうございました
愛用します

リボン記章 



宮崎市美術展
 
受賞者の方々おめでとうございました
  
〈赤いシリーズ671〉
みやざきアートセンター


2016/11/03

レビュー


 
村田沙邪香氏は
 
今だにコンビニ店員らしい
 
店内の描写がスゴイ!
  
〈赤いシリーズ670〉
「私は社会の細胞」。歯車では無く「細胞」

辛いの 酸っぱいの 




トムヤムクンに入っている麺
 
勢いよくススると
 
もの凄くムセる
 
〈赤いシリーズ669〉
はろはろ 清武町